AD(Active Directory)のOU(Organizational Unit)やユーザー/グループ/コンピューターのオブジェクトを確認したい時に実行するコマンド「csvde」と「dsquery」についてまとめています。
csvde
とにかくめんどくさいのでオブジェクトすべてをエクスポートしたい場合には、CSVのエクスポートができるcsvdeコマンドがいいです。objectClassのカラムにorganizationalUnit / user / group / computer等の情報があるので、フィルタして確認できます。コマンドではドメインを指定してCSVファイルにエクスポートします。
例)ドメイン「nekoi.net」を「nekoi.csv」ファイルに出力 csvde -d "dc=nekoi,dc=net" -f nekoi.csv
dsquery
OUやユーザー等の一覧をすぐに確認したい場合には、dsqueryが使いやすいです。
「-limit 0」は既定値の上限が100個のため無制限の指定にしています。
例1)OUの一覧を出力 dsquery ou -limit 0 -name *
例2)ユーザーの一覧を出力 dsquery user -limit 0 -name *
例3)グループの一覧を出力 dsquery group -limit 0 -name *
例4)コンピューターの一覧を出力 dsquery computer -limit 0 -name *