もうWindows7を使用している人は少ないはずですが、Windows7ではフォルダ共有でネットワークドライブへのアクセスが遅いという問題でSNP(Scalable Networking Pack)の設定が入っている場合がありました。
ハードウェア側でネットワーク処理を行わせるこの設定が正常に機能しないことがあるようなので、初期設定では有効になっているこのSNPの下記3つの設定を無効にします。
netsh int tcp set global chimney=disabled netsh int tcp set global rss=disabled netsh int tcp set global netdma=disabled
設定変更時にはコマンドプロンプトを「管理者として実行」から管理者権限で起動して、下記のように設定を行います。
C:\Windows\system32>netsh int tcp show global アクティブ状態を照会しています… TCP グローバル パラメーター Receive-Side Scaling 状態 : enabled Chimney オフロード状態 : automatic NetDMA 状態 : enabled Direct Cache Acess (DCA) : disabled 受信ウィンドウ自動チューニング レベル : normal アドオン輻輳制御プロバイダー : none ECN 機能 : disabled RFC 1323 タイムスタンプ : disabled ** 上の autotuninglevel 設定は、少なくとも 1 つのプロファイルのローカル/ポリシー構成を上書きするウィンドウ スケーリング ヒューリスティックの結果です。 C:\Windows\system32>netsh int tcp set global chimney=disabled OK C:\Windows\system32>netsh int tcp set global rss=disabled OK C:\Windows\system32>netsh int tcp set global netdma=disabled OK C:\Windows\system32>netsh int tcp show global アクティブ状態を照会しています… TCP グローバル パラメーター Receive-Side Scaling 状態 : disabled Chimney オフロード状態 : disabled NetDMA 状態 : disabled Direct Cache Acess (DCA) : disabled 受信ウィンドウ自動チューニング レベル : normal アドオン輻輳制御プロバイダー : none ECN 機能 : disabled RFC 1323 タイムスタンプ : disabled ** 上の autotuninglevel 設定は、少なくとも 1 つのプロファイルのローカル/ポリシー構成を上書きするウィンドウ スケーリング ヒューリスティックの結果です。
Receive-Side Scaling 状態 : enabled → disabled Chimney オフロード状態 : automatic → disabled NetDMA 状態 : enabled → disabled
となったことが確認できれば完了です!